スイス外国企業誘致局は、スイスへの投資に関する情報を提供しています。

スイス外国企業誘致局では、日本の皆様がスイスでビジネスを立ち上げる際に必要な実務面、及び行政事務に関するサポートを行っています。各種許可申請や法律手続きに関する調査の支援、専門コンサルタントの紹介や、住居・教育状況の確認に至るまで、ご要望に合わせた情報のご提供をいたします。
スイスからヨーロッパへの事業拡大をお考えの皆様、是非一度ご連絡ください。

「ジュネーブとローザンヌに挟まれた地域にある、ビジネスエクセレンスの拠点に惹かれたのです」

Nissan International SA, 代表取締役 エリック・ニコラス氏
日本の3大自動車メーカーのひとつである日産自動車は、様々な種類の乗用車と商用車を製造し、NissanとInfinitiのブランド名で販売しています。1933年に創設され、1950年代に最初の海外事業を米国で開始した日産は、その後世界5大陸に製造・販売事業を広げ、総売上の15%以上を欧州が占めています。2006年には、NissanとInfinitiの両ブランドの
欧州での販売・製造事業を管理するため、スイスのヴォー州に欧州本社を新設しました。
日産は、1999年のカルロス・ゴーン氏最高執行責任者就任をきっかけに復興を遂げ、既存事業を立て直した後、全世界の事業を拡大しました。欧州は日産の主要成長地域のひとつで、現在は全事業の15%を占めています。日産の欧州グループ企業は、欧州の設計、研究開発、製造、ロジスティクス、セールスおよびマーケティング事業部門で1万2,800人以上を雇用しています。欧州グループは、西欧とロシアを含む東欧の40市場で53万台超の自動車を販売を行い、スペインと英国の工場で合計45万台を製造しています。

Nissan Europeは、事業合理化の一環として、2005年に新本社の設置候補地を欧州全体で検討し、最終的にDEWS(Development Economic Western Switzerland)地域にあるヴォー州を選択しました。続く2006年にヴォー州で設立されたNissan International SAは、ロール中心街の北にあり、レマン湖を見下ろす新しい商業パーク、A-One Business Centerに他社に先駆けて早い2008年に移転しました。
日産は、ジュネーブとローザンヌに挟まれた欧州の中心部にある、ビジネスエクセレンスの拠点に惹かれました。ヴォー州を選んだもうひとつの主な要因は、経験豊富で有能な人材が豊富であり、将来の事業拡大に伴う熟練した人材の雇用が可能なことでした。ヴォー州の新しい欧州本社には、総務、マーケティング、セールス部門のほか、製造、サプライチェーン管理、法務、財務部門があります。これらの業務をひとつ屋根の下で行うのは初の試みで、重要職務の連係を密にし、協力体制と効率を改善するという移転目標の一部を達成しました。総勢145名の社員がこの新しいオフィスで働き、その約25%が2008年に4種のモデルで欧州市場に投入された日産の高級車ブランド、Infinitiで勤務しています。
社員の多くが、欧州各地にある日産オフィスから移転しました。地域の生活の質の高さは、経験豊富な熟練スタッフを誘致して保持する上で重要な検討要素です。また、従業員の家族にとっては、質の高い国際教育を容易に利用できることも重要な条件であり、週末や休暇の時期には近くのスイスアルプスでさまざまなアクティビティを楽しめるというメリットもあります。会社自体も地元コミュニティで大いに歓迎されており、今後は地域とのつながりをさらに深めてコミュニティに貢献する予定です。
「Success Stories. - Japanese and Multinational Companies in Switzerland」 2009年度版より抜粋
















